堺市で過払い金の返還請求をお考えの方①（相談時の必要書類）

みなさん、こんばんは司法書士の奥田です。

久しぶりの更新ですが、過払い金返還請求の相談に必要なものについてお話したいと思います。

過払い金の返還請求の相談に必要なもの

よくお電話でのご相談で「資料を持ってないけど手続きできますか」という質問を受けます。実は必要な書類は何もありません。勿論、持っているに越したことはないのですがなくても大丈夫です。

唯一必要なのはどの消費者金融でどのようなお取引をされていたという記憶だけで結構です。借入先や限度額、借入期間など。

詳細な資料につきましては、代理人として消費者金融から取引履歴をお取り寄せすることになりますので、ご本人様にご用意していただく必要はありません。

しかし、借入先が特定できなければ手続きは難しくなります。どちらから資料を取り寄せればいいか判断ができないからです。信用情報を確認したりすることである程度は特定できますが、信用情報もすべて網羅しているわけではありません。

堺市の周辺や阪和線沿線の方、和歌山市に在住の方で、過払い金の返還請求で悩まれている方がいらっしゃいましたら、一度ご連絡いただければお力になりますので、ご連絡お待ちしております。

みなさんこんばんは。司法書士の奥田です。

さて、本日は過払い金の返還請求を同居している家族に内緒で進めることは可能なのでしょうか？実際ご依頼されるかたにつきましては気になるところだと思います。

破産や個人再生のような手続きと違い、過払い金の請求ですと家族に対して内緒で進めることができます。理由は、司法書士などの代理人が債権調査の介入をすることにより、クレジット会社や消費者金融などの業者さんがご本人様との直接の連絡が禁止されるからです。

つまり、電話連絡も郵便物も代理人に対して行うことになります。したがって家族に心配をかけることはありません。また、残高が残っている状態での手続きですと、お支払も一時的に止まりますが、それでも催促の連絡は代理人になります。

最後に、過払い金が返還される際は個人的に利用している銀行口座へ振り込みをすれば問題はありません。しかし、返還されるまでは内緒にされている方がほとんどでしたが、実際手元に返ってきたときには、家族に話しましたと言われる方が多かったように思います。

みなさんこんばんは司法書士の奥田です。

さて、本日はクレジット会社の取引について過払い金が発生するのかをお話したいと思います。

クレジット会社の取引には、大きく分けるとキャッシング取引とショッピング取引があります。

そのうちショッピング取引については、過払い金の対象となる取引には当たりません。対象となるのはキャッシング取引の場合であって、金利が１８％を超える支払いをしている場合は、消費者金融（サラ金）と同じく過払い金の対象取引になってきます。

クレジット会社の手続きで注意をしておかなければならないのが、同一のクレジット会社で複数銘柄のカード契約をしている場合です。よく確認しておかないと別のショッピング利用でのカードも手続きに入るため利用できなくなります。

また、クレジット会社に対して手続きをする場合によくあるのが、ポイントをためている方で今後ポイントが使えなくなるのが困るというお話をいただきます。手続き前にポイントを利用しておかないと使えなくなりますのでご注意ください。